忘れな日記帳

数理系大学生の日記帳、兼、備忘録。一日一日を大切に――

2014/10/19 の日記とTAの記録

2014/10/19 の日記

 サークルに顔出しした。来月末にマジックショーを行うための事前発表会の様なものだ。私は流石にOBという立場なので、後輩たちの現時点での演技の完成度を見、それにコメントする(という形式のケチ付けとも言える)イベントだ。正直な感想を言えば、この程度のレベルでは人様に見せられないと思った。

 最近滅多に会わない後輩とも顔を合わせることが出来たことは幸いだった。学部4年の後輩(彼らもすでにOBにあたる)と、お互いの内定先の話をしたり、共通の趣味の話をしたり。最近はあまり人と話さないこともあり、いい気分転換になった。

 

TAの記録

 前期に引き続き、ティーチングアシスタント(TA)のアルバイトをしている。教養科目の微積分学(工学部向け)と、理学部生向けの数学演習の担当だ。

 微積分学のTA業務は、講義ごとの小テストの採点および返却だ。担当教員が配布する小テストを授業開始5分で学生に解かせ、私が講義中にそれを採点し、その講義中に返却することが私の主な仕事だ。1回目の小テスト(10/9)は、偏導関数を求めさせる問題だった。高校で習う微分の延長線上とみなせる、易しい問題だったこともあり、ほとんど学生がクリア出来ていた。2回目の小テスト(10/16)はヤコビ行列を求めさせる問題だった。これは1回目と比べ正答率が大幅に低かった。

 数学演習のTA業務は、演習時間の机間巡回と毎回の宿題採点だ。また、週に一度のオープンオフィスアワーへの参加も仕事の一つである。2回目(10/8)の演習内容は3次元ユークリッド空間における図形問題(直線、平面)だった。前期の演習でも取り扱った内容らしく、さして質問は受けなかった。3回目(10/15)の演習内容はテイラー展開だった。これも前期に取り扱った内容だったようだが、苦戦している学生は多かった。そもそもなぜテイラー展開を考えるのか、その点に関して意義を見いだせない学生もおり、そんな彼らに対してはテイラー展開の利点を簡単に説明した。嬉しいことに、私の説明で合点がいった学生も居てくれたようだ。

 

 最近、体調があまり良くない。絶不調というわけではない。食欲がいつもよりない、かすかに頭痛がする、身体が重たい。なぜだろうか、身に覚えが無い。せめて暖かくして寝ようと思う。