忘れな日記帳

数理系大学生の日記帳、兼、備忘録。一日一日を大切に――

3月の記録(うろおぼえ)

 3月は進学手続きや身内に不幸があったりで、中々落ち着かなかった。3月にあったことを思い出してみよう。

 

2013/3/4,11,19

 学科の友人と確率入門ゼミを行った。私は学部時代に確率論を学んでいなかったこともあって、かなり易しい書籍を用いることにした。選んだ書籍は「確率の基礎から統計へ」(吉田伸生)である。

http://www.amazon.co.jp/dp/4434165461

 学部2年生向けの教科書という事もあって、随分読み易かった。ルベーグ積分論の知識無くして読み進められるのはありがたいと思う反面、ルベーグ積分論の知識・用語を用いることが出来ないことに不便さも感じた。時間の都合で、統計に関するパートは読むことが出来なかった。確率に関しては大雑把ではあ るが得る物は多かった。

 この本は、「筆者が学生に戻り,確率・統計に入門するとしたら、「こんな教科書で勉強したい!」という理想を体現した」と言うだけあって、いわゆる「お固い」大学の教科書・参考書とは随分な差がある気がする。個人的にはランダムウォークに関する例示でクスリときた。3次元空間だと、酩酊したお父さんは失踪するらしい。

 

2013/3/16-17

 サークルのイベントの手伝いに駆り出された。手品の公演の裏方業務、具体的には場内整備とカメラ撮影をすることになった。元々私は既にOBの立場だし、アルバイトの夜勤との兼ね合いもあって断りたかったというのが本心だ。実際、二日連続で徹夜をする羽目になった。

 

2013/3/25

 卒業式。4年間というのは長くも短くもない時間だったように思う。随分昔のようにも思えるし、つい先日のようでもある。

 卒業式と卒業祝賀会について書き残しておこう。

 卒業式は予想以上の混雑ぶりだった。会場で知り合いに遭遇出来ればいいな、と安易に考えていたが、あの混雑ぶりではそれは叶わない。せめて落ち合う約束でもしておけばよかったと思う。結局会場では知り合いにはほとんど会う事が出来なかった。式後、理学部棟付近でバイト先の知り合いの女の子と偶然出会ったくらいだ。

 式後、学位授与式を終えた後は、学科主催(?)の卒業祝賀会に出席した。出し物として手品をさせて頂いた。他に出し物をする学生がいなかったため、私の独壇場となってしまった。嬉しいやら恥ずかしいやらである。軽いウォンドマニピュレーション、マイザーズドリームとカーディオグラフィックをこなした。会場の角度がかなり厳しかったこともあって、随分無理を強いられたが、観客はお酒も入っていたこともあり、かなり盛り上がってくれた。素直にうれしいことだ。

 

 こんなところだろうか。いよいよ今日(4/1)から大学院生だ。今年も頑張ろう。