忘れな日記帳

数理系大学生の日記帳、兼、備忘録。一日一日を大切に――

2014/9/16 の日記

 午後から図書館で数学の本を読んだ。が、ほとんど読み進めることが出来なかった。結局昨日躓いたところは後回しにしたのだが、また新たな問題点にぶつかってしまったのだ。本では、「Exercise.**の結果によれば、先の定理はやや緩い条件のもと成立する」とあったため、Exerciseを解こうと試みたが、結局分からず仕舞いだ。

 院で専門を変えたことが大きく響いてきたと実感する。M1のときの努力が不足していたのだろうなと、悲しい気分になる。もちろん、M1のときに努力していなかったのかといえば、そうではない(と信じしている)。不慣れな確率過程論に取り組むため、ゼミの準備に躍起になっていた。だが、結局それだけでは不足していたのだなあ。

 修論テーマは、ブラウン運動の幾何的側面に関する内容にするつもりである。夏季休暇前半はそれに関連して、フラクタル幾何の基礎固めをしていた。その際に、少しでも確率論の基本的な部分をやっておけばよかったのに。

 もちろん、腐ってばかりも居られない。もともと、学部4年生の頃、卒業研究の傍ら「ルベーグ積分が理解できないまま卒業するのは癪だ」という意気込みで、何度も何度も本を読み返し、その面白さに取りつかれて踏み込んだ分野だ。こんなことでへこたれてはどうしようもない。明日からは気持ちを切り替えて、また本を読み進めよう。

 

 今日の夕食は、ご飯と餃子、味噌汁だった。ご飯以外は冷凍食品とレトルトである。少々塩味が濃かったかもしれない。