忘れな日記帳

数理系大学生の日記帳、兼、備忘録。一日一日を大切に――

2014/8/5-8 の日記

2014/8/5-7 の日記

 私の所属する研究科の開催する公開数学講座のアルバイトであった。講座の主な参加者は高校生であったが、高校教諭の方や社会人(見たところかなり高齢の方が多かったように思う)も幾名か参加されていた。三名の講師による90分講義をそれぞれ三回ずつ、かなりのボリュームであった。今回の内容は宇宙論、正多面体と群論、カオスについてだった。私の仕事は主に、受付での名簿管理と講義の様子のビデオ撮影だったため、講義を集中して聴くことは叶わなかった。

 講義の内容は、かなり難度が高かったように思うが、他のアルバイトの方(博士課程修了)の話を聞いたところ、昨年は今年よりはるかに難しかったとか。

 講義の終わった後には、高校生と話をする機会があった。参加した高校生は二年生が主であった。まだ微積分について何も知らないとのことで、今回の講義はかなり難しいと言っていた。

 確かに難解な内容ではあったが、高校生のうちから最先端の数学の研究者の提供してくれる話題に触れることが出来るというのは羨ましい。

 

2014/8/8 の日記

 大学のオープンキャンパス最終日であった。先日までの公開講座のアルバイトに引き続き、オープンキャンパスのアルバイトにも参加した。

 数理学科の教授が、数理学科での学び方、進路などについて三十分程の公演を行い、私は研究科に所属する学生として質問対応をすることとなった。質問をしてくる高校生はほとんどいなかったため、基本的に事務作業のアルバイトだったような気もする。

 高校生たちを前に、簡単な自己紹介をした。高校生にも分かるように、今自分が研究していることを話したつもりだが上手く伝わっただろうか。