忘れな日記帳

数理系大学生の日記帳、兼、備忘録。一日一日を大切に――

2014/7/6 の日記

 午後から自転車で少し遠出した。まずは100円ショップでちょっとした買い物をし、そのまま栄に向かった。アネックスの東急ハンズで少しウィンドウショッピングをしたのち、愛知県美術館へ足を運んだ。

 愛知県美術館に来たのは何年ぶりになるだろうか。学部生時代に、教養科目のレポート作成のために行ったきりだったと記憶している。

 「あなたのリアル、わたしのリアル。」というコレクション企画であった。写実的で、(素人目に見て)写真と見分けがつかないような絵画が多く、圧倒された。キャンバスというのは、私が思っているよりもはるかに大きなサイズなのだな、と場違いな感心もした。中でも、フランツ・ゲルチュの「ナターシャIV」には驚いた。見上げるような巨大な版画なのである。黄世眞の「2(Jealousy)」も見ものだった。派手な色合いの中、たたずむ二人の女性。しかも睨み合っている。二人の服装や背景のきらびやかさに相反する、気まずい空気。

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 実に充実した時間であった。一通り楽しんだ後は、併設のショップでポストカードを幾枚か購入した。

 休日は外出しても買い物か食事かしかやることが無かったが、こうして芸術鑑賞を嗜むというのも楽しい。何をするでもなく、家でだらけているより、ずっと気分がいい。8月からは、「これからの写真」と題した展示も開催されるようだ。是非見に行こうと思う。

2014/6/28-29 の日記

2014/6/28 の日記

 夕方まで大学で机に向かい、その後、地下鉄一日乗車券を購入し、出歩いた。

 まずは大須近辺をふらふら歩いた。何を買うでもなく、ぶらぶら歩いて1時間もせずに去った。同じ名古屋でも、私が通う大学の付近とは随分と様子が違うものだ。賑やかだが、私には目が回る思いがする。

 そののちは久屋大通東急ハンズに向かった。特に目的があったわけではないが、タロットカードの品揃えがそこそこ良く、興味を持った。占いには興味があるが、実際に占ってもらったことは一度しかない。それも、タロットカード以外での方法で、だ。

 話はそれたが、タロットカードのサンプルを見、思ったよりも綺麗な図柄であることに驚いた。私自身が実用出来なくとも、ある種、美術品の様な存在感があるように思う。どれか一つ買ってみようかと思ったが、存外高く、断念。買うならば、タロット占いの書籍も一緒に買わねば、あれだけの値段を払うのはもったいないように思う。

 その後は名古屋駅東急ハンズに向かった。幾度か見かけたのだが、手品グッズの実演販売をしているようで、私の目的もそれであった。小さな子ども向けの手品グッズから、本格的に手品をやりたい人向けの商品まで、様々あった。ディーラーさん曰く「当店一番の売れ筋」の商品を購入した。

 名古屋駅を発ったときには、随分外も暗くなっていたため、帰路を急いだ。八事駅で降り、ラーメン屋でパーコーラーメンを注文した。

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 パーコーとは、チャーシューの唐揚げのことらしい。いわゆる次郎系ラーメンである。この日は随分腹を空かせておいたので、時間はかかったが完食出来た。ごちそうさまでした。

 ラーメン屋を出たところで、偶然、大学の同期と遭遇した。話を聞くと、別のラーメン屋で食事をして帰宅するところだったようだ。せっかくなので、ということで、その友人とともに徒歩で帰ることにした。最近、めっきり人と話す機会が減ったため、楽しい時間だったように思う。

 

2014/6/29 の日記

 この日も大学でしばらく机に向かったのち、少しで歩いた。ただし、電車は使わず、徒歩である。昨日友人が行ったというラーメン屋で夕食にしようと思ったのだが、生憎の定休日であった。八事からしばらく歩くことになったが、喫茶マウンテンに向かった。

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 ゲテモノメニューは注文せず、アボカドピラフを注文した。(見方によってはゲテモノかもしれない)。大雑把な味付けが逆に美味、ごちそうさまでした。

2014/1/4,5,9 の日記

2014/1/4 の日記

 久々に広島に帰って来たので、家族でお好み焼きを食べに行った。

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 私は広島育ちだが、お好み焼きは滅多に食べない。大学に入学し、広島を離れるまでは年に2度か3度程度か。大学生になってからは帰省のタイミングでしか食べることが無いから、年に1度か2度か。そばもいいが、たまにはうどんで食べたい。

 

2014/1/5 の日記

 尾道を半日だけ散策した。正確にはほんの数時間だが。新年早々だったため、初詣の参拝客もちらほらと見かけた。いつも通り、艮神社、御袖天満宮を周り、最終的に尾道福屋の尾道浪漫珈琲でコーヒーを嗜むルートをたどった。

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 御袖天満宮からの眺めはいつもため息が出る。

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 この日は空が澄んでいたため、余計に綺麗だった。もう少し早い時間帯に行くべきだったか。もっと街が輝いて見えただろうに。

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 尾道浪漫珈琲ではブルーマウンテンブレンドとプレーンワッフルを注文した。思い返してみると、ホカホカのワッフルを食べたのはこれが初めてだった。

 

2014/1/9 の日記

 就職活動の都合で東京に行った。東京には幾度か行ったことがあるが、はたしてそれを「東京に行った」にカウントして良いのか……。ともかく、この日は四ツ谷駅近辺、東京駅近辺を軽く散策した。

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 四ツ谷駅を出てすぐに上智大学の文字が見えた。

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 東京駅にはなまはげの大きな人形?が展示してあった。なまはげと一緒に記念撮影をしている人も居た。説明文の拡大写真はこちら

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 東京駅外観。レンガの色合いが絶妙だ。流石に地元の駅とは比べ物にならない程大きい。

2013/12/30,31 - 2014/1/1 の日記

 年が明け、いよいよ2014年だ。昨年までは年越しに際して、新鮮な気分になっていたように思うが、今年はあまり新鮮さがない。就活のことが頭の片隅でちらちらしていて、気分が浮かないことが原因だろうか。さほど忙しなく活動していたわけではないのだが。

 

2013/12/30 の日記

 名古屋の知人と半日を過ごした。白壁の散策コースをぶらぶらとするつもりだったが、流石に年末三十日、どこも閉まっていた。人気が少なく、落ち着いた気分で散策出来た。1時間弱ほど散策した後は、ボンボンという喫茶店でケーキとコーヒーを楽しんだ。

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 私はフランボワーズを、知人はロイヤルチーズケーキを注文した。フランボワーズとは、フランス語でラズベリーのことのようだ。色彩も食欲をそそる、鮮やかな赤色で、味わいも後を引かない、ほどほどの甘さが上品だった。私の家からは少々遠い位置にあるが、良い店を知れた。

 白壁から帰った後は、二人で映画版デスノート(前編)を見た。もちろん、TSUTAYAで借りたものである。最近、私がデスノートを読み始めたのが理由だ。知人はあまり邦画を見る方ではなく、良い経験になったらしい。お世辞で無ければいいのだが。

 

2013/12/31 の日記

 早朝にアルバイトがあったくらいで、ほとんど一日暇であった。ハトの世話のため、部室に後輩が来ていたので、暇つぶしがてら私の家に招いた。昨日見たデスノートのDVDがまだ家にあったので、二人でお茶とケーキを楽しみつつ、鑑賞した。大みそかに男二人で何をやっているんだ、という気持にもなったが、独りきりで居るよりは断然気分が良い。

 翌日も早朝アルバイトの予定があったため、この日は早めに休んだ。

 

2014/1/1 の日記

 早朝アルバイトを終えた後、知人と初詣に向かった。向かった神社は何という名前だったか、うろ覚えだが、城山神社だったように思う。おみくじは小吉であった。

2013/12/17 の日記

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 上の写真は、県内の某所で開催された合同説明会の建物から撮影したもの。

 就職活動始まって久しい。スケジュールが経験したことが無いほどのスピードで埋まってゆく。今まで随分とゆっくりした生活を送っていたせいだろう、未だに身体がそのスピードに慣れていない。そのうち、私の性分が仇になってとんでもないミスを犯すのではないかとひやひやしている。……今から憂鬱である。

 就職活動に対しては当初、マイナスの気持ちしか抱いていなかったが、やはり未だその気持ちは変わらない。自身を深く知る機会としては実に良いのだが。とにかく、拗ねていてもどうにもならない。やるしかないなら、やるしかない。だからこそ、楽しむしかない。

 が、毎日のようにメールが大量に届くのは流石に目が回りそうになる。

 

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 知人からチーズケーキを頂いた。チーズケーキ専門店「スイートオブオレゴン」のチーズケーキだ。甘いものは嫌いではない、というよりむしろ好物。実に美味しく頂いた。今度、実際の店舗を覗いて見よう。

2013/11/22-24 の日記

2013/11/22

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 普段出入りしている大学の建物付近にて撮影した。もう11月も終わろうとしているのに、こんなにも紅葉が美しい。

 

2013/11/23

 サークル主催のマジックショーに出演した。本来なら学部2年生と3年生で盛り上げるショーなのだが、今回は無理をお願いしてM1ながら出演させてもらった。大きな舞台上で大人数を相手に拍手をもらう機会なんて滅多にない。お客様アンケートを拝読したが、私が思っていたよりも私のアクトの評判は悪くなかったようだ。アンケートという紙媒体、つまり間接的にとはいえ、十数組の演目があったというのに、女子高生に名指しで良かったと書いてもらえるのは嬉しい。無論、それだけが理由ではないが、本当に良い経験をさせて貰ったと思う。もし時間が許せば、来年も何かしらの演目をやってみたい。

 

2013/11/24

 本を三冊、内訳としてはコミック二冊、小説一冊を購入した。「絶叫学級<16>」(いしかわえみ)、「岸辺露伴は動かない」(荒木飛呂彦)、「皇国の守護者<3>-灰になっても-」(佐藤大輔)の三冊である。

 皇国の守護者は文庫版に際しての書きおろし短編が収録されているらしい。新書版で一度は読了しているが、何度も読み返したくなる。三巻は直衛の奏上あたりだったか、記憶が怪しい。

 昨日のショーの疲れのせいだろうか、この日はほとんど何もやらなかったように思う。それにしても随分と金を使った。

2013/11/18 の日記

 少し前の話になるが、「春宵十話」(岡潔)を読んだ。小説を読むことは割とあるのだが、エッセイは河合模試くらいでしか読んだことが無い。好感を持って読める本であった。

 作者にも依るのだろうが、偉人のエッセイというのは読んでいて面白いのだろう。そう思って読了後に「確率論と私」(伊藤清)を購入した。まだ読んでいないが、今から楽しみだ。

 

2013/11/18

 映画「危険なプロット」を見に行った。R-15指定というだけあって、中々えげつない気持ちになる映画であった。大雑把なストーリーは教師ジェルマンが、生徒クロードの書くそのクラスメイトと家族に関する作文に引きこまれていくというものであった。ただの作文ならばジェルマンの目に留まることも無かったのだろうが、クロードには文才があった。何よりも、その書き方が皮肉に満ち溢れていた。ジェルマンはクロードの書く作文の続き読みたさに、個人指導を申し出るわけだが、それが二人の運命を大きく変えることになるのだった。

 一視聴者としては、ジェルマンとともにクロードの作文に引き込まれていく感覚だろうか。作文のための「取材」のシーンが段々と悪趣味になって行くのだが、目が離せない。むしろ、悪趣味になって行くのだからこそ、目が離せないのかもしれない。

 決して気分良く見終えることのできる映画では無いかもしれないが、十分に満足出来た。可能ならまた観に行きたい。

 なお、原題は「Dans la maison」訳すと「家の中で」らしい。なるほど、そう思うとラストシーンがより一層面白く思えてくる。